おはようございます。イッチです。
パソコンが壊れて、重要なデータや家族の写真がダメになった経験はありませんか?
「買ったばかりのパソコンだから」、「今まで壊れたことないから」
そういった方にこの記事をぜひ読んで頂きたいです。
買ったばかりのパソコンでもハードディスクが壊れることは多々ありますし、
今まで使っているパソコンが壊れたことがないという方は運がいいだけです。
いくら技術が進歩しているからといってもパソコンも機械なので壊れてしまいます。
今回の記事はパソコンのデータ移行についてですが、パソコンはもちろん、
USBのフラッシュメモリなどのデータのバックアップも同じ方法で行うことができます。
そして、今回のデータ移行の方法についてはWindowsのOSの説明とさせていただきます。
※OSとはWindows10やWindowsXP、Andoroid、MacOS等のことです
これを機に使用しているパソコンやフラッシュメモリなどバックアップをとることをおすすめします。
データが保存されている部品
パソコンのOSやソフトウェア、画像などのデータは全てハードディスクの中に保存されています。
下の写真がハードディスクです。
厳密にいうと写真のものはSSHDといってハードディスクを母体にSSDの機能を追加したものですが、
一般的なハードディスクもこのような見た目の物なので気にしないでください。
SSDについては、また別の記事で説明しようと思います。
話が脱線しましたが、この部品のなかにパソコンに保存してある全てのデータが記憶されています。
では、OS上でどのようにデータが保存されているか次の章で説明していきます。
その前にデスクトップ上にPC(マイコンピュータ)を表示させる方法を説明します。
デスクトップ上にPC(またはマイコンピューター)のアイコンがない場合は表示させることをおすすめします。
表示の方法は以下の通りです。
1、デスクトップ上のなにもないところで右クリック
2、個人用設定をクリックします 3、テーマをクリックします 4、デスクトップ アイコンの設定をクリック 5、コンピューター(M)のところにチェックをいれてOKをおせば完了です これでデスクトップ上にPCのアイコンが表示されます。 |
データが保存されている場所
ハードディスクはWindows上ではCドライブと表示され、そこでデータの管理が行われています。
ハードディスクが2つある場合や、パーテーションが分けられている場合はCドライブ、Dドライブと表示されます。
一般的なパソコンではCドライブがハードディスク、Dドライブが光学ドライブ(DVDドライブなど)、
Eドライブが外付けハードディスクやUSBのフラッシュメモリとなります。
そして私たちがよく使うマイドキュメントやピクチャ、デスクトップといったフォルダはひとつのフォルダの中(アカウント名のフォルダ)に入っています。
そのフォルダもユーザーというフォルダに入っています。
分かりやすいように図をかいたので確認しましょう。
保存場所を指定しない限りはアカウント名のフォルダの中にあるフォルダ(デスクトップやマイドキュメントなど)に全てのデータは保存されています。
PC
→ ローカルディスク(C:) → ユーザー → 【アカウント名のフォルダ】 |
ここで注意してほしいことは全てのデータと伝えましたが、住所録など会計ソフトといったアプリケーションのデータは独自の設定がしてあるのでマイドキュメントなどにデータが入っていない可能性が高いです。
なので、アプリケーションのデータが必要な場合は個別に保存場所やバックアップの方法を調べましょう。
バックアップの方法
前の章ではデータの場所を伝えました。
バックアップの方法は簡単です。
アカウント名のフォルダを開いて、全て選択をしてコピーをして別のメディア(USBフラッシュメモリ、外付けハードディスク)に貼り付けをするだけです。
しかし、ここにも注意点があります。アカウント名のフォルダごとのコピーや、隠しフォルダを表示させた状態で全てコピーする場合です。
実はアカウント名のフォルダの中には隠しフォルダのAppDataというフォルダがあります。
このフォルダをコピーするのはほとんど意味がないです。(筆まめやOffice Outlookのデータが入っている場合もありますがデータが重いので場所を特定して必要な部分だけコピーした方がいいです。)
なので上記のとおり、アカウント名のフォルダを開いてその中のデータをコピーしましょう。
最後に
コピーをとって2つのメディアに保存するというバックアップの方法をかいていきましたが、
他にもバックアップの方法はあります。
Windowsに標準搭載されている機能のバックアップや有料ソフトを使ったバックアップなど様々です。
でも、私がおすすめするのはこの記事にかいた方法です。
理由はソフトを使ったバックアップだとバックアップを取ったパソコンが壊れた場合、
そのバックアップのデータはなんの役にも立たないからです。
復元する方法がないわけではないので、絶対やめておいた方がいいとは言えませんが
単純にパソコンと同じデータが別のメディアにある場合はパソコンの買い替えや、
ハードディスクを交換して修理した際にも移行がスムーズに行えます。
なので、バックアップを取っていないという方はちょうどキリのいい年末に
記載した方法でパソコンのバックアップを取ってみてはいかがでしょうか。